今回は、艶消し超撥水・高耐候塗料を使用した外壁塗装工事を行いました。
既存外壁はスタッコ吹きヘッドカット仕上げとなっており、凹凸が多く塗料の吸い込みが激しいタイプの外壁です。そのため通常よりも下地処理を丁寧に行う必要があります。
今回の施工では、下塗りにシーラーを2回塗装し、その後に中塗り・上塗りを行うことで、合計4回塗りの工程で仕上げました。
しっかりと下地を整えることで、吸い込みムラも無く、均一で綺麗な仕上がりとなりました。
築年数は10年を過ぎていましたが、大きな劣化は見られず補修箇所も少なかったため、建物本来の状態を活かしながら施工することが出来ました。
また、外壁だけでなく付帯部や屋根もしっかりと工程を重ねて施工し、全体的に新築のような美しい仕上がりとなりました。
それでは今回の工事の概要をご覧ください。先ずは完成写真から👇👇👇




まず最初に行うのが足場の組立工事になります。この足場工事の『意味』を敢えて説明させていただきます!
足場はお客様から見ると直接仕上がりに関係のない工事のように思われることもありますが、実は塗装工事の品質を大きく左右する大切な工程の一つです。
足場を組むことで作業性が向上し、職人が安定した体勢で作業できるため、外壁や付帯部など細かな部分まで目線を合わせて丁寧に施工することが可能になります。
また、足場には飛散防止メッシュシートを設置することで、塗料や埃などの飛散を抑え、近隣の方への配慮や安全面の確保にも繋がります。
一見すると足場の費用は「高い」と感じられる方も少なくありません。しかし実際には、作業効率・安全性・仕上がりの品質を高めるために必要不可欠な工事であり、足場を組まずに作業を行うよりも結果的に無駄なコストやリスクを抑えることにも繋がります。
塗装工事は専門性の高い工事のため、つい金額だけで判断してしまいがちですが、それぞれの工程にはすべて意味があります。
その意味を理解することが、建物を長く守るための最善の工事へと繋がります。


次に行うのがコーキング工事になります。
今回は窓廻りを中心にコーキングを施工し、今後の雨漏り対策を行いました。
建物は年数が経過すると、外壁やサッシ廻りなどの取り合い部分にわずかな隙間が生じることがあります。こうした隙間をそのままにしておくと、雨水が入り込む原因となり、雨漏りや内部劣化へと繋がる可能性があります。
そのため今回は、塗装工事を行うタイミングで予防的なメンテナンスとして窓廻りのコーキング工事を実施しました。
塗装が完了してからでは施工が難しくなる部分もあるため、先にしっかりと処理を行うことで、今後のリスクを軽減し、建物を長く守るための施工となります。
こうした見えにくい部分の処置こそが、長持ちする塗装工事には大切なポイントとなります。






コーキング工事が完了した後は、一定期間の乾燥時間を設けます。
コーキング材がしっかりと硬化したことを確認してから、次の工程である高圧洗浄を行います。
まず洗浄前に、専用の洗浄薬剤を建物全体に噴霧し、長年蓄積された汚れを浮かせるために一定時間馴染ませます。
その後、高圧洗浄機を使用して汚れをしっかりと洗い流していきます。
屋根や外壁はもちろんのこと、
雨どい・雨戸・土間・その他付帯部など、建物全体の汚れやコケ・ホコリなどを丁寧に洗浄していきます。
この工程をしっかりと行うことで、塗料の密着が良くなり、塗装の仕上がりや耐久性を高める重要な下地処理となります。
長く綺麗な状態を保つためにも、塗装前の洗浄作業はとても大切な工程となります。

薬剤噴霧

高圧洗浄

薬剤噴霧

高圧洗浄






高圧洗浄が完了した後は、建物をしっかりと乾燥させます。
十分に乾いたことを確認してから、次の工程である養生作業を行います。
養生とは、塗装を行わない部分に塗料が付着しないようにするための大切な作業です。
窓やサッシ、床面、設備機器などを専用のビニールやテープを使用して保護し、塗装する箇所と塗装しない箇所をしっかりと分けていきます。
また、仕上がりを綺麗にするためには、ただ覆うだけではなく、各工程の作業性も考えながら丁寧に養生していくことが重要になります。
この養生作業をしっかりと行うことで、塗装面のラインも美しく仕上がり、建物全体を綺麗に仕上げるための重要な準備工程となります。




補修作業になります。👇👇👇


各所の下地処理や準備工程が完了したら、いよいよ塗装工程に入ります。
まず最初に行うのが**下塗り(1回目)**になります。
下塗りは、既存の外壁とこれから塗る塗料をしっかりと密着させるためのとても重要な工程です。特に今回の外壁は吸い込みが激しいタイプのため、下塗りを丁寧に行うことで塗料の密着性を高め、仕上がりのムラや耐久性の低下を防ぐ役割があります。
見た目には大きな変化が分かりにくい工程ですが、この下塗りがしっかりしているかどうかで塗装の持ちや仕上がりが大きく変わります。
建物を長く守るためにも、こうした下地を整える工程を丁寧に進めていきます。




続いて行うのが下塗り2回目の塗装になります。
今回の外壁はスタッコ仕上げで塗料の吸い込みが激しい外壁のため、1回目の下塗りだけでは下地が十分に整わない場合があります。そのため、下塗りをもう一度行うことで外壁の吸い込みをしっかりと止め、塗料が均一に密着する下地を作っていきます。
この工程を行うことで、仕上げ塗料の密着性が高まり、色ムラのない綺麗な仕上がりと耐久性の向上に繋がります。
一見すると見えない部分の作業ですが、こうした丁寧な下地づくりが長持ちする塗装工事の大切なポイントとなります。






下塗りを2回しっかりと重ね、下地が整ったところで、次は中塗り工程に入ります。
中塗りでは、実際に仕上げで使用する塗料を塗装していき、外壁にしっかりと塗膜の厚みを付けていきます。これにより塗料本来の性能を発揮させ、耐候性や防水性を高めていきます。
また、この工程で色が付き始めるため、建物全体の雰囲気も少しずつ見えてきます。
塗料の性能を十分に発揮させるためにも、適切な塗布量を守りながら丁寧に塗り重ねていくことが重要な工程となります。






中塗りが完了した後は、最後の工程となる上塗りを行います。
上塗りでは、中塗りで形成した塗膜の上からもう一度塗料を塗り重ね、塗膜の厚みをしっかりと確保していきます。これにより、塗料本来の耐久性や防水性、そして美しい仕上がりを最大限に引き出すことができます。
また、仕上げの工程でもあるため、塗りムラや塗り残しがないよう細部まで確認しながら丁寧に施工していきます。
こうして塗料をしっかりと重ねることで、建物を長く守るための丈夫で美しい塗膜が完成します。






続いて屋根塗装工事になります。
まず最初に、屋根材の重なり部分にタスペーサーを取り付けていきます。
これは塗装後に屋根材同士が密着してしまうのを防ぎ、雨水の排出や通気性を確保するための重要な工程です。
次に、屋根の板金部分には錆止め塗料を下塗りしていきます。
金属部分はそのまま塗装すると錆が発生する原因となるため、錆の発生を防ぐための下地処理をしっかりと行います。
その後、カラーベスト部分には屋根専用の下塗り材を使用して下塗りを行います。
今回は高反射プライマーを使用し、塗料の密着性を高めるとともに、遮熱塗料の効果をより発揮できる下地を作っていきます。下塗り完了後にひび割れなどは補修します
こうした下地処理を丁寧に行うことで、屋根塗装の耐久性と仕上がりを高める施工となります。









下塗りがしっかりと完了したら、次は中塗り工程に入ります。
中塗りでは、仕上げで使用する屋根塗料を塗装し、屋根全体に塗膜の厚みを付けていきます。
今回は遮熱塗料を使用しているため、太陽光を反射し屋根の表面温度の上昇を抑える効果が期待できます。これにより、夏場の屋根の蓄熱を軽減し、建物内部への熱の伝わりを抑える役割があります。
また、塗料の性能をしっかりと発揮させるためにも、適切な塗布量を守りながら均一に塗り広げていきます。
屋根は建物の中でも特に紫外線や雨風の影響を受けやすい部分のため、こうした工程を丁寧に重ねることで耐久性の高い塗装へと繋がります。



中塗りが完了した後は、最後の工程となる上塗りを行います。
上塗りでは、中塗りで形成した塗膜の上からもう一度塗料を塗り重ねることで、塗膜の厚みをしっかりと確保していきます。これにより、遮熱塗料の性能を最大限に発揮させるとともに、防水性や耐候性を高めていきます。
また、仕上げの工程でもあるため、塗りムラや塗り残しがないよう細かな部分まで確認しながら丁寧に施工していきます。
こうして塗装工程を重ねることで、屋根全体が綺麗に仕上がり、建物を長く守る丈夫な塗膜が完成します。



最後に行うのが仕上げのクリアコーティングになります。
通常の屋根塗装では、先ほどの上塗りで施工完了となるケースが多いですが、真心塗家では屋根塗装を標準仕様で4回塗りとしています。
そのため、上塗り後にさらにクリアコーティングを施工することで塗膜を保護し、耐久性を高めていきます。
このクリア層を重ねることで、塗膜の劣化を抑え、屋根塗装をより長持ちさせることができます。
見た目には分かりにくい工程ではありますが、こうしたひと手間を加えることで、より長く建物を守る塗装工事へと繋がります。



続いて付帯部の塗装工事になります。
付帯部とは、雨どい・破風板・軒天・雨戸・水切りなど、外壁や屋根以外の細かな部分を指します。こうした部分も建物全体の耐久性や美観に関わる大切な箇所となります。
それぞれの素材や状態に合わせて適切な下塗り材を使用し、下地を整えてから中塗り・上塗りと丁寧に塗り重ねて仕上げていきます。
外壁や屋根だけでなく、こうした付帯部までしっかりと施工することで、建物全体が引き締まり、統一感のある美しい仕上がりとなります。















こちらの付帯部は鉄部となるため、まずはケレン作業から行います。
ケレン作業とは、既存の塗膜の浮きや剥がれ、錆などを除去し、塗料がしっかりと密着する下地を作るための作業です。
この工程を丁寧に行うことで、塗料の密着性が高まり、錆の発生を抑えながら長持ちする塗装へと繋がります。
下地をしっかり整えた後、錆止め塗料を下塗りし、その後中塗り・上塗りと工程を重ねて仕上げていきます。
鉄部は特に錆の影響を受けやすい部分のため、こうした下地処理を丁寧に行うことが塗装の耐久性を高める大切なポイントとなります。








こちらの雨戸については、吹付塗装で仕上げていきます。
雨戸は形状的に凹凸が多く、ローラー塗装では塗料が均一に入りにくい場合があります。そのため、今回は吹付塗装を行うことで細かな部分までしっかりと塗料を行き渡らせ、均一で美しい仕上がりになるよう施工しました。
また、吹付塗装にすることで表面の仕上がりも滑らかになり、雨戸本来の質感を活かした綺麗な仕上がりとなります。
部材の形状や状態に合わせて最適な施工方法を選ぶことも、綺麗に長持ちさせるための大切なポイントとなります。




ベランダ笠木・水切りなど、その他の付帯部についてもそれぞれの素材や状態に合わせて塗装を行っていきます。
まずは必要に応じて下地処理を行い、その後下塗り・中塗り・上塗りと工程を重ねて丁寧に仕上げていきます。他にも門扉や外灯ポーチ、ポストなども塗装して綺麗に仕上げました!
こうした細かな部分までしっかりと施工することで、外壁や屋根とのバランスが整い、建物全体が引き締まった美しい仕上がりとなります。
外壁や屋根だけでなく、付帯部まで丁寧に塗装することが、建物を長く守る塗装工事の大切なポイントとなります。
















以上で、今回の塗装工事はすべて完了となります。
各工程を一つ一つ丁寧に重ねることで、建物全体が綺麗に仕上がり、耐久性の高い塗装となりました。
それでは、今回の施工によってどのように変化したのか、ビフォーアフターをご覧ください。

before

after

before

after

before

after

before

after

before

after

before

after

before

after

この度は数ある塗装業者の中から、真心塗家に工事をお任せいただき誠にありがとうございました。
今回の工事では、外壁・屋根・付帯部とそれぞれの状態に合わせた下地処理と塗装工程を丁寧に重ねることで、建物全体を綺麗に仕上げることが出来ました。
塗装工事は、ただ色を塗るだけではなく、建物を長く守るための大切なメンテナンスです。
そのため真心塗家では、一つ一つの工程を大切にしながら真心を込めて施工させていただいています。
これからも地域の皆様の大切なお住まいを守るお手伝いが出来るよう、丁寧な仕事を心掛けていきたいと思います。
改めまして、この度は本当にありがとうございました。