愛荘町で塗装工事完了となります!今回は窯業系サイディングの塗装になります。
こちらの外壁の目地部分には通常であればコーキングですが今回は『ガスケット』と言われる※諸説ありジョイント目地が付いており、こちらの目地材が変形している状態でした、ですので今回は変形していたり悪い部分は撤去し、基本的には『増し打ち処理』で目地の復旧をしました。住宅メーカーが多々あるという事は建物の建て方も様々有ります。各メーカーが『良い』と思っていることをされていますので、実際のところ正解、不正解は解りません。ただ、結果から今後悪くならない様に考えてその時その時のベストを尽くして対応させていただいております。
その概要をご覧ください!!
まずは完成写真、ビフォーアフターから!
足場工事になります。 部材を置く際緩衝材等使用して、傷が付かない様に配慮して組み立てます!
飛散・落下防止のメッシュシートを取り付けて足場工事の完成です!
次はコーキング工事になります。こちらが先ほど前述させていただきました増し打ち処理の無いようになります。
マスキング後プライマーを塗布し新しいコーキングを充填します。その後ヘラで均してマスキングを剥がせばコーキング工事の完了です!!
コーキング工事完了後、一定期間乾燥時間を置きます。これはコーキングの完全硬化を待つ時間で、今後塗装した際に不具合が生じない様にこうした乾燥期間を設けます。
一定期間過ぎてコーキングが完全硬化したら、いよいよ塗装工事の開始になります。先ずは洗浄前に各所濡れてはいけない所を養生したら専用の薬剤を全体的に散布します。
薬剤散布後、一定時間薬剤を馴染ませます。その後高圧洗浄機で外壁等の汚れを全体的に洗い流します。
サッシ廻りや、土間など付帯物関係も一緒に綺麗に洗い流していきます!
次は養生作業になります。こちらの作業、ただ養生するだけではありません。作業というのは一つ一つ奥が深く、その作業一つ一つに作業の意味が有ります。その意味を理解してしっかりと養生するのですが、細かい話を少しさせて頂くと、住宅塗装時に使用する養生の材料はマスカーテープ・ガムテープ・ノンスリップシート・マスキングテープ・パイオランテープ等々をその目的毎に使い分けて養生します。マスカーテープも300㎜・550㎜・1100㎜と3種類使用し、マスキングテープも18㎜・24㎜と2種類使用します。そしてそれぞれの粘着力も考慮しながら使い分けて養生します。更には仕上がりのラインや養生を貼っている期間、少しでもお客様のストレスを軽減させるため、窓ガラスに直接テープを貼らない様に工夫して養生し、内側から見てもスッキリとした状態を心がけて、風などで音が出にくい様に貼ったりと、他にも様々なことを考えながら養生しています。
汚さない様に、剥がしやすい様に貼るのが養生の基本ですが、実はその裏側に様々な経験・知識を加えて貼っているのがこの『養生作業』となります。こうして一つ一つの作業はこの様な事をそれそれの工程・作業で考えながら結果として出来上がっています。
この職人仕事はどの職種も同じだとは思いますが、だからこそ『人』によってそのスピード・仕上がりが変わります。何の仕事でも同じですが、だから価格の差が生じます。その裏側にはこの様な背景が有るという事を少しでも感じて頂ければ幸いです。
それでは話を戻して工程紹介に行きます。
養生作業が完了したら、外壁の塗装になります。先ずはシーラーを下塗りします。
次は中塗り!
そして上塗りです!
今回は仕上げに汚れ防止のコーティング剤を塗装して完了となります!
付帯物塗装になります。
外壁・屋根以外の塗装物の事を『付帯物』と表現します。例えば雨どいや・破風板・鼻隠し・水切り板金等、塗装できるカ所は基本的にすべて塗装します。
それぞれの素材に合わせた下地処理や下塗りを使用して汎用性の高い塗料を使用して仕上げます。場所によっては専用の塗料を使用してその塗料の工程で仕上げます!
折板屋根の塗装になります。
洗浄作業は事前に済んでいますのでケレン作業からになります。
ケレン処理後清掃してから錆止めを下塗りします。
次は中塗りです。こちらも屋根専用の塗料を使用して塗装します。
今回は折板屋根ですので遮熱塗料を使用して塗装します!!
次は上塗りです。先ほどと同じ塗料を使用して塗装します。
仕上げに耐候性向上のクリアコーティングを塗装して完了となります。
ビフォーアフターになります!!
今回もまたやり甲斐のある楽しい作業が出来ました!この度は真心塗家にご依頼いただきまして本当にありがとうございました!