既存サイディングで凹凸のある物や、レンガ調のサイディングなど意匠性のあるサイディングを塗装する際、今までは「一色になってしまいます...」というのが今まで一般的でした。しかし最近では多彩塗装は各社でも当たり前になってきています。しかしその中でも多彩工法に関して弊社が1番信用している塗料メーカーは1社のみです。
理由は講習を受け3社契約の元『認定施工店』として認められた会社でしか卸せない塗料だからこそ信頼性はもちろん仕上がりもとても良く本当に張り替えた様な仕上がりになるので、他社で行う多彩塗装とは一味違い施工的な部分でも効率がいい為施工費を抑えることが出来他社の多彩工法に比べ低コストで提供できるためトータルバランスの良い塗料で塗装技法だからです。これで、1色のみのバリエーションから多彩による塗り替えが実現しお客様にとってもより良いプランを提供することが出来るからです。
今回はそんな『認定施工店』による弊社の塗装の一部始終をご覧ください。
干渉するポリカを1度取り外し、足場を組み立てて工事スタートです!!
洗浄前外壁や附帯物などを専用の薬剤を使用し全体的に散布して汚れを浮かし洗浄に備えます。この一手間がとても重要です!!
薬品散布後、一定時間置いてから長年の汚れや埃・苔などを高圧洗浄にて綺麗に洗い流し塗装の下地を綺麗にします。この洗浄作業がとても肝心です!!※何一つとっても肝心ですがやはり最初の段階は特に大事です!!!
洗浄も終わり、乾燥させてから次は塗装に備え塗らない箇所などを各所養生してからついに塗装作業開始です!!※この養生作業で仕上がりが変わります!!
次は各所下地に合わせて下塗りを行います。スチール製などには錆止め、塩ビ系にはプライマーなどを塗装し上塗り塗料と下地の密着向上や下地調整を図ります。
シリコン塗料も様々有ります。1液型シリコン塗料や2液型シリコン塗料。更には同じ2液型シリコン塗料でも樹脂成分の量によって価格も変わります。弊社では樹脂の量が多い価格の高い2液型シリコン塗料にて塗装させていただいています。外壁や屋根の耐候性に合わせて付帯物の塗料は変更します。外壁や屋根を高耐候塗料での施工の際は2液型弱溶剤フッ素塗料で塗装させていただいています。付帯物の塗料は見逃されがちでよくウレタン塗料などで塗装されるところも有ります。悪くはありませんが経験上色あせが早くに出て外壁はきれいだけど付帯物は色褪せているなどの症状を目にすることも有り弊社では基本的に上記のようなシリコン塗料やフッ素塗料などで付帯物を塗装します。細かな話ですがこういったところが後々やっておいてよかったと思うところになります!!
中塗り・上塗りと塗り重ねて付帯物を仕上げていきます。ちなみに基本的に3回塗りで仕上げますが、経年劣化がひどく3回では仕上がらない場合は無償で更に4回、5回と塗り重ねて綺麗になるまで塗装します。これは職人として恥ずかしい仕事がしたくないという私のこだわりです!!
また、各所附帯物(外壁以外の塗装物)は外壁塗装時に合わせて順番に塗装していきます。外壁塗装前に塗っておいた方が良いもの、外壁を仕上げてから塗るものやその工程による順番などを考慮することで効率よく綺麗に仕上げられるのでとても重要な段取りになります。単純に外壁を仕上げてから付帯物塗装といった具合ではありません。その段取りでは時間のロスが多く工期も長引いてしまいます。ですので各所乾燥時間を考慮して順番に塗装する事で無駄なく時間のロスを抑え効率的に作業を進めて人工を抑え結果としてお客様に価格の負担や工期の負担を軽減できるので、弊社では段取りひとつもこだわります。
そして外壁下塗りのシーラーを塗装します。やっと外壁塗装です!!!
次に中塗り2色目です。この2色目が多彩塗装のポイントになります。
各所附帯物もしっかりと工程を重ねて塗装し仕上げ段階です!!
この度は真心塗家にご依頼いただき本当にありがとうございました!!